桜の蕾が膨らみ始め 風は春の香りを運んできてくれています。このたび、日曜学校卒業記念劇 『今昔物語絵巻』の上演にあたりましては、ご縁のある皆様方の心あたたまるご協力や、お励ましを頂き、厚くお礼申し上げます。
今年は、聖徳太子の志を受けて創られた『悲田院』を舞台に悲喜こもごもの四つの物語をお芝居にしました。
自分の体験したことのないことを考えることは、とても難しいことです。けれども、この劇の中の役を演じるにあたって、自分の想像力を駆使してその人の人生を考え、辿っていかないといけませんでした。ただ「知らない、わからない」で終わらせるのではなく相手と接点を持つ為に、一生懸命相手のことを思い考えました。
“寄り添う”ということは、相手の“そのまま” を “そのまま受け止める”ということ、相手の気持ち想像して相手の心を知り、わかろうとすることなのでしょう。「間違うかも…」ということを恐れずに真摯に相手に向き合い、相手のことを思っていくということなのでしょう。
笙(しょう)・龍笛(りゅうてき)・篳篥(ひちりき)・太鼓(たいこ)、雅楽の荘厳な調べの中、子ども達の美しい歌声が今も心に響いてきます。たくさんの人に支えられ見守られ、今年も素晴らしい劇を上演することが出来ました。
爛漫の春も もうすぐです。子どもたちの健やかな成長を願い、どうぞあたたかく見守ってくださいますようお願いしてお礼の言葉といたします。
称 名
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